なぜ注目される?子どものプログラミング教育

世界的に子供のプログラミング教育が隆盛を見せています。手に職という考え方もありますが、どちらかというとプログラマーにしたいというより、論理的思考力や問題解決能力を育成したいという目的が大きいようです。

では、なぜ「プロラグミング=論理的思考力や問題解決能力を育成」になるのでしょうか。まずは、そもそも「プログラミング」とは何かについて考えてみましょう。「プログラミング」とは、コンピューターを動かすための「プログラム」を作ることであり、プログラムとはコンピューターにさせたいことの手順や内容(命令)を記した指示の集まりのことです。

家電製品から金融取引、企業経営、スポーツなど、今ではありとあらゆる分野でプログラムが走っています。ある意味、我々現代人の生活は(コンピューターの)プログラムで制御されているといってもいいぐらいです。とはいえ、あくまで人格を持たないコンピューターを制御するものですから、間違ったプログラムを組めばコンピューターも間違って動いてしまうわけです。

まず、コンピューターをどう動かしたいのか、それを実行する上でどのような手順が必要なのかを論理的に考えることが何よりも重要なのです。プログラムが書けても、この手順をしっかり構築できていなければうまく動作はしません。もちろん、それを検証して問題があれば何が悪いのかを分析して修正します。この一連の過程が、子どもの論理的思考力や問題解決能力を育てるのに効果的なのだそうです。

幼児教育の一環として、プログラミング教育を検討している親御さんは、プログラミング教室も候補に探してみるといいでしょう。