なぜ注目される?子どものプログラミング教育

世界的に子供のプログラミング教育が隆盛を見せています。手に職という考え方もありますが、どちらかというとプログラマーにしたいというより、論理的思考力や問題解決能力を育成したいという目的が大きいようです。

では、なぜ「プロラグミング=論理的思考力や問題解決能力を育成」になるのでしょうか。まずは、そもそも「プログラミング」とは何かについて考えてみましょう。「プログラミング」とは、コンピューターを動かすための「プログラム」を作ることであり、プログラムとはコンピューターにさせたいことの手順や内容(命令)を記した指示の集まりのことです。

家電製品から金融取引、企業経営、スポーツなど、今ではありとあらゆる分野でプログラムが走っています。ある意味、我々現代人の生活は(コンピューターの)プログラムで制御されているといってもいいぐらいです。とはいえ、あくまで人格を持たないコンピューターを制御するものですから、間違ったプログラムを組めばコンピューターも間違って動いてしまうわけです。

まず、コンピューターをどう動かしたいのか、それを実行する上でどのような手順が必要なのかを論理的に考えることが何よりも重要なのです。プログラムが書けても、この手順をしっかり構築できていなければうまく動作はしません。もちろん、それを検証して問題があれば何が悪いのかを分析して修正します。この一連の過程が、子どもの論理的思考力や問題解決能力を育てるのに効果的なのだそうです。

そんな中、プログラミングを「実験」というアプローチを交えて実践するのが、科学実験教室の「サイエンス倶楽部」が主催する「プロ・テック倶楽部」です。サイエンス倶楽部は、1992年にスタートし、「自然科学教育を通して、未来を担う子供たちの創造性、社会性をはぐくみ、社会的価値を最大限に発揮できる人材を輩出する」を理念に、科学実験から広げる体験型総合教育を展開してきました。その理念をプロ・テック倶楽部でも受け継いでおり、単にプログラミング能力を身につけるだけでなく、物理や数学の要素もふんだんに取り入れた、サイエンス倶楽部らしさ満載の「プログラミング×ものづくり」教室になっています。

幼児教育の一環として、プログラミング教育を検討している親御さんは、こちらのちょっと変わったプログラミング教室も候補に探してみるといいでしょう。